【宝塚観劇】WELCOME TO TAKARAZUKA / ピガール狂想曲('20年 月組 主演:珠城りょう)

コロナ禍で観たこの作品。
客席も満員ではなく、生オケも無い、で、舞台がとても寂しい感じが印象的だった作品です。

そんな中でも観れたのは、月組組子と劇場スタッフの感染対策のおかげでした。

チケットがあれば(取れないけど笑)いつでも観ることができたコロナ以前は、本当に幸せだったな〜

観劇2年を経てるんですが、NHKBSプレミアムで放映されたので、思い出しながら感想を書き留めたいと思います!

いつもながらNHKBSの画質、ものすごく良いです。

 


WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-

宝塚劇場で撮られた録画なので106期生の初舞台生口上付きでした。
幕が空いて本当に良かったねぇ。

やっぱり第一の見どころは松本悠里さんの舞。
松本悠里さんの退団公演ということもあり、随所で踊りを見れて本当にお美しかった。
1957年初舞台なので、半世紀宝塚で舞い続けていたということは、たぶん80歳前後!?
おばあちゃん感なんて一切ない、見た目が娘なんですよ。どっからどう見ても。たるみがまったく無いのはなぜ!?信じられないお人です。300歳くらいまで生きそう・・・

日本舞踊のことは全然詳しくないですが、松本悠里さんの踊りは、日本舞踊の正解はこれですよ、って感じで勉強になります。

印象的だったのはれいこちゃん(月城かなと)おだちん(風間柚乃)の鏡踊り?をする場面。
遠くから観ていたので、最初はほんとに鏡なのかとおもったほど。
セリフが無くてもストーリーが伝わってくるし、クラシック音楽を持ってきたのも良かったです。

とにかく最初から最後までwelcome! welcome! たかーらづかー♪の曲がふんだんに使われていて、耳から離れないこと請け合いです。

お次はお芝居です。

 

ピガール狂想曲

あれ?たまきち(珠城りょう)スッキリした?と思いましたが、たまきちファンクラブの友達曰く、東京公演までに痩せられたそうです。

女性役なので、今まで見たことのない可愛いたまきちが見れたのは良かった。夢元無双の宮本武蔵の髭面とはえらい違いです。

ピガールで一番目立っていたのはムーランルージュの支配人役のれいこちゃんの渋い演技。
あんなに美しいのに、最初から最後までずーっとイケオジなのです。
シルクハットに膝丈ブーツも眼福でした。声が好き、好き、好き!

あとはダンス振り付け役の光月るうさんね。
オネエ言葉でカワイかった〜!絶対欠かせない月組のスパイスです。

たまきちが男に扮した女だったことがバレるものの、みんなハッピーエンドの大円団でした。
ま、そうなるよね?宝塚だし。だけどコロナ禍で鬱々とした頃だったので、こういったストーリーでほんとに良かったです。