最近観た宝塚作品(DANCE OLYMPIA / 追憶のバルセロナ / ハリウッドゴシップ / ロックオペラモーツァルト)

DANCE OLYMPIA('20年花組 主演:柚香光)

カレーくんが新トップスターになった新生花組のショー2本立て。
1幕はギリシャ神話の英雄アキレスが現代のニューヨークにタイムスリップする話で、2幕は和洋のダンスショーでした。

1幕はマイティー(水美舞斗)のダンスシーンが多くて控えめに言って最高でしたー!
あまりにキレが凄すぎて何回も巻き戻したりしたシーンが沢山ありました。
なんて素晴らしい体幹、そして美しすぎるお顔とその小ささ・・・
ほんとに眼福でしたわ。

ショーは年始公演ということもあって太鼓叩くのが長くて、もっと・・・踊りを・・・ってなりました。

 

追憶のバルセロナ('19年宙組 主演:真風涼帆)

まかぜ星風まどかコンビの全国ツアー作品。
何度か再演されているんだと思ってたけど、再演2回目なんですねー
タイトルが古き良き宝塚っぽいので勝手にそう思ってしまいました。

フランスと戦っている18-19世紀のスペインの話。戦争の話なので全体的に暗くて切ないストーリー。

フランシスコまかぜの親友のアントニオ役に2番手のキキちゃん(芹香斗亜さん)。いつ見ても美しいお顔立ちとスタイルの良さ。早くトップになるリリース出ないかな・・・

星風まどかちゃんは負傷したフランシスコ真風を助けるイザベル役。民衆側ね。
ものすごく日本顔のまどかちゃんなのでスペイン感が出ないんだけど、、、踊り・芝居・歌、どれも非の打ち所がない彼女の良さがよくわかった作品で、苦手だった彼女がちょっと好きになれました。

 

ハリウッドゴシップ('19年雪組 主演:彩風咲奈)

さきちゃん(彩風咲奈さん)のトップになる前の別箱公演。
娘1は後に宙組のトップ娘役になる潤花ちゃん。当初はこの二人が雪組トップになるだろうと言われてましたねー。

1920年代のトーキー映画の時代、映画スターを目指すがいつになってもエキストラから抜け出せないコンラッド役がさきちゃん。

スターのジェリー(彩凪翔くん)への復讐のために往年の大女優アマンダ(梨花ますみさん)に磨かれて、映画の制作発表に出て第二のジェリーになる。っていうストーリー。

個人的には潤花ちゃんの働くダイナーのマスターの早花まこさんインパクトありました。

 

ロックオペラモーツァルト('19年星組 主演:礼真琴)

まこっつあん(礼真琴)のトップお披露目公演です。

フランス発ミュージカルが別箱か〜!さすが95期生の主席・・・華々しい作品でのお披露目。
オーストリアザルツブルクの宮廷音楽家の立場を捨てて、オペラをやりたくて21歳からドイツ、パリへ渡り、ウィーンで夢を叶えたモーツァルトの半生を描いた作品。
♪きらきら星♪からは想像もつかない野心家だったのですねー

ロックオペラと付いていることもあり、音楽や衣装が現代風なので見やすかった。
まこっつあんの赤い衣装とか、コンスタンツェなこちゃん(舞空瞳)のミニスカート衣装がロミジュリの世界観と似てるー!

後半につれ徐々に暗い雰囲気になるんだけど、やっぱりまこっつあんの良さが出た最初のメインテーマ曲が一番良かった。