最近観た宝塚作品(ロミオとジュリエット / 紫子 / 義経妖狐夢幻桜 / 蝶・恋 )

ロミオとジュリエット('11年雪組 主演:音月桂)

 宝塚作品の中でも大好きなミュージカル。
♪ここはヴェローナ♪で、大公への慇懃無礼な態度の両家のダンスで緊張感を高めて、そこからのロミオの登場で一気に雰囲気が柔らかくなる流れがイイ!

今回の愛と死の大湖せしるとさきちゃん(彩風咲奈)のコンビ、とても合ってる。
さきちゃんは今までで見た中で一番好きな役。

ちぎちゃんのマーキューシオと緒月遠麻さんのティボルトの猟奇的さも音月ロミオと対象的で良かった。

仮面舞踏会のシーン、やっぱり好きだわ〜

 

紫子 -とりかえばや異聞- ('10年月組 主演:霧矢大夢)

きりやんのトップお披露目公演の紫子(ゆかりこ)。
時代劇専門チャンネルで裏話をきりやんが話していたけど、一人二役で着替えがギリギリで大変だったということですが、舞台上では全く気づかせない落ち着いた和物でした。

青樹泉さんがとてもステキでした。

ヅカ友は皆んな、きりやんは下級生時代からなんでもできるジェンヌさんだった〜と言いますが、そんなトップさんだったら組子達もやりやすかっただろうな〜。

 

義経妖狐夢幻桜('18年雪組 主演:朝美絢)

あーさ(朝美絢)主演の和物作品。
頼朝(永久輝せあ)に追われる義経が不思議な村に迷い込んでしまう、ちょっとファンタジーなお話。

ヒロインは狐のツネ役で星南のぞみさん。退団されてしまったのよね。彼女の演技をじっくり見れたのはこの作品が初めてでした。

あーさはとても歌が上手だった!文句の付け所がない顔と合わせて真ん中が違和感が無いお方です。

でもこの作品でいっちばん良かったのは久城あすさん演じるエイサイでした。
声も良いし、雰囲気もステキだし、歌も上手で、、、
ヒール役が上手なジェンヌさんって貴重よね。

 

蝶・花 ディエ・リエン -燃え尽きるとも-('02年星組 主演:香寿たつき)

TAKARAZUKA REVUE 公演案内

タータンさん主演ものを見るのは2作目。スーツもステキですが日本物でもステキです。
この作品は中国公演で、中国では有名なお話をアレンジしたそうです。

ヒロインの檀れいさんが女性でありながら男に扮してタータン雪若と一緒に舞うシーンが印象的。
たっぷりの衣装なので、重そうだし、裾を踏みそうだしで、ドキドキしながら見ました。

檀れいさんってタカラジェンヌの中にいても目立つ、超美人なので、見とれてしまいました。中国公演でも大人気だったみたいですねー。