最近観た宝塚作品(鈴蘭 / 翔んでアラビアン・ナイト / SUPER VOYAGER! / PR × PRince / 新公 ロミオとジュリエット)
オミクロン株で過去最高の感染者を叩き出しているのに、公演再開が相次ぐ宝塚、本当にすごいと思う。
生徒さんたちも、劇団も本当に感染対策頑張ってる!
もし観劇する機会があったら、絶対に食べない、喋らないを徹底して、その努力を大事にしたいと思う今日この頃。
最近映像で観た作品の備忘録です。
鈴蘭 -思い出の淵から見えるものは-('16年星組 主演:礼真琴)
(ポスターデザインが最高だから見て↑)
まこっちゃんはフランスの伯爵家のリュシアン役。
他国に嫁いだ初恋のシャルロット(音波みのりさん)が亡くなった真相を確かめにいくストーリー。
ヒロインはシャルロットの義理の娘エマ役のまあやちゃん(真彩希帆)。
歌ウマコンビのデュエットは本当にストレスが無いです。
音波みのりさんファンなので、彼女の表情を見てるだけで幸せな作品でした。
古い作品は見辛いのであまり観ないのですが、伝説の大地真央さん主演とあっては観るしか無い!!と我慢して観始めたら、、、
え、何このギャグ満載の作品・・・初めての感覚。兄妹2人を演じる大地真央さんがひたすら忙しい。とりあえず大地真央さんが本当に宝塚にいたんだっていうことを認識できた。
振り付けと曲の古さはノスタルジック、カメラワークがひどい(時代的にしょうが無いとも)、メイクがひどい組子さんが多め、でも豪華絢爛な衣装は今でもあり。
♪アラビアンナイっ アラビアンナイっ アーラービアンナイっ!!♪の曲が良き。
SUPER VOYAGER! -希望の海へ-('17年雪組 主演:望海風斗)
オープニングのまあやちゃん(真彩希帆)のピンク衣装がかわいいなーと思っていたらすぐにせり下がって、ブランコに乗っただいもんが♪俺がぎゅって抱きしめてあげる♪とか歌い出す、のっけから恥ずかしさ満載の歌詞。
このあとイケ雪男たちが歌い紡ぐ歌詞がほんとにウケるので(ごめんなさい!)、ぜひ字幕付きで見たほうがいい。
綾凰華くん中心のロケット、彼のスタイルが良すぎてガン見。
さきちゃん(彩風咲奈)のジャズの場面は私的一番の見ものです。ひとこも縣くんも最高。
階段を使ったマスゲームの白いハットの場面は圧巻。
トップお披露目公演のショーだけあって、幸せ感満載で良きです。
PR × PRince('19年雪組 主演:永久輝せあ)
バウの単独初主演作品。
中世の話かと思いきや、まさかの現代の話でした。
ひとこちゃんはペキエノという財政難の国のイケメン第一王子で、国のPRのCMに出演して観光客を集めるという作戦。
そしてメガネをかけている普段はおどおどしてるけど、外すと正反対の性格になるという漫画のような設定。
第三王子役の彩海せらくん、素顔はめちゃ女の子だけど、舞台に立つと男役だわ〜。
ヒロインの潤花ちゃん、自信たっぷりな感じで貫禄ありました。
煌羽レオくん、全く喋らなかったけど、存在感がすごかった。
新人公演 ロミオとジュリエット('12年月組 主演:珠城りょう)
ロミジュリの新人公演はキャピュレット家の仮面舞踏会のシーンからで、それまでのストーリーはナレーションで紹介されていました。
死役のちなつ(鳳月杏)がとても良かった。本公演でもイケるんじゃないかな。
ロミジュリ、特に仮面舞踏会の楽曲と振り付けがすっごく好きで、見ながら踊りたいーー!と毎回思う。
世界の王♪って歌う生命力しか感じない若者が死んでいくこのストーリー、心にどしっと来る。名作を現代風にアレンジしているから見やすいし、良き。
たま様は包容力がある感じのロミオで、咲妃みゆちゃんは繊細なお芝居がやっぱり最高でした。